宮崎県東京から地元に関わる人

宮崎から東京へ。人脈ゼロから、年商10億円規模へ。

「つながり」で描く未来。決裁者同士をつなぐ営業支援「SCORE X」取締役・京久保尚希さん。

株式会社SCORE X取締役 京久保 尚希

2026年10月15日

宮崎から東京へ。人脈ゼロから、年商10億円規模へ。

この会社について

宮崎から、スーツケースひとつで東京へ。人脈は、ほぼゼロ。それでも人と会い続け、つながりをつくり続けた。

現在、株式会社Mirarch Consulting取締役、株式会社SCORE X取締役などを務める京久保尚希氏。決裁者同士をつなぎ、企業の新規開拓を支援する営業支援プラットフォーム「SCORE X」に携わりながら、数多くの経営者交流会を開催している。現在の事業規模は年商約10億円。

しかし、その道のりは決して順調なものではなかった。事業立ち上げ当初には、4カ月間売上ゼロという時期も経験した。「宮崎に残った方がいい」そう言われながらも東京で挑戦を続けた京久保氏は、なぜここまで人とのつながりにこだわるのか。その原点は、宮崎で過ごした銀行員時代にあった。

この地域で事業をする理由

京久保氏自身が、宮崎から東京へ出てきた。だからこそ、地方にいる人や企業に伝えたいことがある。

「地方にいるから東京は怖い」「地方企業だから東京では勝負できない」——そんな境界線をなくしていきたい。

地方企業が東京に拠点を持つ。東京の企業と取引する。地方で生まれたサービスや商品が、全国へ広がっていく。自らが宮崎から東京へ飛び出した経験があるからこそ、地方企業の可能性を信じている。そして、人と人、企業と企業をつなぐことで、その可能性を広げようとしている。

会社を始めたきっかけ

京久保氏は宮崎県出身。佐賀大学経済学部を卒業後、2020年に西日本シティ銀行へ入行した。銀行員として窓口業務やFA業務、法人営業などを経験。営業では160名の同期の中で3年連続1位という成績を残した。

一方で、企業と向き合う中で、ある思いが強くなっていった。「銀行という立場では、お金の面からしか企業をサポートできない」。資金面だけではなく、もっと企業の成長そのものに関わりたい。これから挑戦する企業やスタートアップ、ベンチャー企業を支援したい。そんな思いから、「営業の本質とは何か」を考えるようになり、目を向けたのが営業支援と企業同士のマッチングだった。

人脈ゼロの東京へ

銀行を退職後、京久保氏は東京へ拠点を移した。安定した銀行員というキャリアを手放しての挑戦。周囲から反対されることもあった。地方から出てきたというだけで、下に見られたと感じることもあったという。さらに、事業立ち上げ当初は4カ月間売上ゼロ。

それでも、やることは変えなかった。人と会う。また人と会う。そして、誰よりも行動する。

「自分たちを信じ続けて、人と会い続けて、誰よりも量をやった。それが今につながっていると思います」

東京でゼロから築いたものは、単なる「知り合いの数」ではない。困ったときに助け合える、人と人との関係だった。

地域だからこその強み

現在、京久保氏が携わる事業の一つが、営業支援プラットフォーム「SCORE X」だ。SCORE Xが目指すのは、紹介や偶然の出会いに依存してきた営業を、再現性のある仕組みに変えること。

決裁者が集まるコミュニティを基盤に、企業が抱える事業課題や発注ニーズを可視化。「課題を持つ企業」と「解決策を持つ企業」をつなぎ、商談獲得までを支援している。単なる営業リストの提供ではない。「誰が、今、何に困っているのか」が見える状態でアプローチすることで、より商談につながりやすい接点をつくる。

オンラインだけでなく、経営者・決裁者同士が直接つながる交流機会も設けている。京久保氏自身も数多くの経営者交流会を開催してきた。「企業同士がつながることで売上が上がる。それが企業を救うことにもつながっていくと思っています」

大切にするのは「愛・尊敬・感謝」

京久保氏が経営や組織づくりで大切にしているのが、「愛・尊敬・感謝」という3つの言葉だ。特に意識しているのは、遠くにいる誰かではなく、まず一番身近な人に伝えること。「仲間が心の底から『この会社を伸ばしたい』と思わないと、会社は大きくならないと思っています。一人だけのマンパワーには限界がありますから」

京久保さんとSCORE Xのメンバー
「既存の仲間たちとともに、大きくしていく」。

これから挑戦したいこと

京久保氏が次に見ている景色は、さらに大きい。掲げている目標は、5年後に売上100億円規模へ成長すること。ただし、自分だけが成功すればいいとは考えていない。「既存の仲間たちとともに大きくしていく」。それが目標だ。

そしてSCORE Xについても、東京だけのサービスで終わらせるつもりはない。目指すのは47都道府県。地方企業が新しい販路を開拓するとき、「リード獲得ならSCORE X」。それが当たり前になる世界をつくりたいという。さらにその先には、海外展開も見据えている。

東京・全国とつながるなら

メディアに出演する京久保さん
「30代で世界挑戦、40代で世界貢献」。発信にも挑戦する。

京久保さんは、地方企業と東京をつなぐ接点を広げています。

  • 東京に販路を広げたい・新規開拓をしたい
  • 経営者・決裁者とつながりたい
  • 営業を「仕組み」に変えたい
  • 地方から全国・海外へ挑戦したい

「地方にいるから」を、諦める理由にしない。そんな思いに共感する企業・経営者との出会いを求めています。

読者へのメッセージ

宮崎の銀行員から、東京へ。人脈ゼロから始まった挑戦は、やがて多くの経営者をつなぐ事業へと広がった。

次は47都道府県。そして、その先は世界へ。京久保尚希氏の挑戦は、まだ始まったばかりだ。

企業プロフィール

代表者
取締役 京久保 尚希
所在地
東京都(宮崎県出身)
事業内容
営業支援プラットフォーム「SCORE X」運営/企業マッチング・新規開拓支援/経営者コミュニティ形成

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